【適性チェック】Webデザイナーに向いている人、向いてない人

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Webデザイナーになりたいけど、向いているか不安…

Webデザイナーを目指そうと考えたとき、こんなふうに思う方も少なくないでしょう。実際に、学習中や就業してから向いていないと感じることもあるかもしれません。

かくいう私も、少し話は違いますが、もともとWebエンジニアを志して70万近い受講料でスクールに通い、「向いてない」と感じて心変わりし、Webデザイナーの学習をし直した経験があります。

役には立ったけど、お金もったいなかったなと思う…
少しでも適性について考えてたら違ったかも

そこで、この記事では、Webデザイナーに向いている人と向いていない人の性格や特徴を紹介します。
当たり障りの無いことは言わず、現場で感じたリアルをお伝えしますね。

この記事でわかること
  • Webデザイナーに向いている人
  • Webデザイナーに向いていない人
  • 【経験談】実際Webデザイナーってどんな人が多いのか

自分の性格やスキル、興味関心がWebデザイナーに合っているのかを見極めることで、自信を持って進んでください!

Webデザイナーの具体的な仕事内容や年収が知りたい方は「Webデザイナーとは?仕事内容や年収、働き方やキャリアについて解説」をチェックしてくださいね。

目次

Webデザイナーへの適性があるか知る必要性

知ることでギャップをなくすために、向いているのか考えましょう。

冒頭でお話した通り、私は過去にWebエンジニアを目指し70万近い受講料でスクールに通ったのに、「向いていない」と感じて心変わりし、Webデザイナーの学習をし直した経験があります。

  • 長期間学習したあと向いていないと気づいた
  • 高額なお金を払ってスクールに通ったのに、向いてないと気づいた
  • 就業したあと適性がないと気づいた

せっかく頑張って積み上げたのに、後から向いていないと気づき、方向性を変えるのはとても勿体ないですよね。

また、Webデザイナーへの適性があるかを知ることは、自己理解やキャリア選択に役立ちます。自分の魅力や能力を活かし、やりがいを感じながら成長していくために、適性を確かめることをおすすめします。

Webデザイナーに向いている人の3つの性格

こんな人はWebデザイナーに向いていると思います。

  • デザインやコーディングが「楽しい」と感じる人
  • 人と話すのが好きな人
  • 細かいことが気になる人

デザインやコーディングが「楽しい」と感じる人

とても根本的なことなのですが、一番重要と言っても過言ではありません。

なぜならそれが仕事だからです!笑

Webデザイナーは1日中あるいは1週間ぶっ通しで、1ヶ月、1年間ずーーーっと、パソコンと向き合い、デザインやコーディングをします。こうして聞くととても辛そうに感じますが、そうではありません。

デザインやコーディングといった作業自体が楽しいのです。
「夢中になれることである」というほうが感覚的には近い表現かもしれません。

もちろん楽しいことばかりではありません。どうしてもアイデアが思いつかなかったり、コーディングやシステムを上手く想定できておらずエンジニアさんに詰められたり、クライアントさんとの折衝で大緊張しまくったり…。

怖い例えを出してごめんね笑
でもそれでもトータルで見れば楽しいって感じているよ!

Webデザイナーとしての仕事はクリエイティブであり、常に新しいことに取り組むことが求められます。そのため、デザインやコーディングが楽しいと感じることは、モチベーションを保ちながら成長し続けるための重要な要素となります。

でもまだWebデザインを好きかどうかわからないよ…

始めようか迷っている方は特に、こう思っているのではないでしょうか。
そういう方はまず、Webデザインの学習を始めることをオススメします。

もしデザインやコーディングが楽しいと感じるのであれば、それはWebデザイナーに向いている可能性が高いです。その楽しさを活かし、自身のスキルや才能を磨きながら、魅力的なウェブサイトを生み出すプロフェッショナルとして成長していくことでしょう。

人と話すのが好きな人

先に言っておくと、「得意」であったり「コミュニケーション能力が高い」必要はありません。
そして、「人と話すのが苦手」でも大丈夫です。

ではなぜ「人と話すのが好きな人」がWebデザイナーに向いているのでしょうか。

  • 環境によってはクライアントと話す機会があるから
  • 環境や案件によっては他の役職とのすり合わせの機会が多いから
  • 人と話すのが好きだと他のデザイナーからデザインに関する情報が入ってきやすいから

このような理由から、「人と話すのが嫌い」よりは「人と話すのが好き」という人のほうが向いていると言えるでしょう。「人と話すのが嫌い」という人だと仕事が嫌になってしまうかも…という意味です。

でも正直言うと、私は人と話すのが苦手です…

そんな苦手な人でも大丈夫です!工夫次第でやっていけます。

  • クライアントと話す機会→→事前に入念に準備する、普段から案件について十分に把握する
  • 他の部署とのすり合わせの機会→→技術的にわからないことは素直にわからないと言う

私はこんなふうに乗り越えてきました。

また、どれほどクライアントや他の部署と話す機会があるかは環境にもよります。

基本的にはクライアントに直接会うことはほとんどなく、「ディレクターから案件をもらう→デザインを制作→コーディングする」という流れで完結する人も少なくありません。

しかし、下記のような環境にいる場合は、適宜人と話す機会が生まれます。

  • 規模の大きい事業会社:ディレクター以外にもUI/UXデザイナーやエンジニアなど、連携して動く部署が多い可能性がある
  • 人数の少ない制作会社:クライアントとの折衝に同席したり直接話す機会がある可能性がある
  • 在宅フリーランス:自分ひとりでクライアントと話さなければいけない

実際に私も「表向きは制作会社だけど、実際は親会社の制作を一新に請け負う小会社」を経験した結果、1年目から「クライアントへのプレゼン」「UI/UXデザイナーやエンジニアなどと連携し、会議で発言しなければならないこと」がありました。

私は人と話すことが苦手です。

人前に立つと緊張で手が震えるし、就職の面接もめちゃくちゃ練習して丸暗記で挑むような人間です。

でもそんな人でも大丈夫。普段から入念に準備して挑めば良いのです。

「もくもくとデザインとコーディングだけしていればいい」という甘い話はぶっちゃけありません。しかし、人と話す機会はあくまで会社員としての仕事の範囲のことです。なにも面白い話をしろというわけではありません。

人と話すことが苦手な方でも、心配する必要はありません。あなた自身の個性を大切にしながら、Webデザイナーとしての道を歩んでいってください。

細かいことが気になる人

「細かいことが気になる人」「こだわりが強い人」はWebデザイナーに向いていると思います。

Webデザイナーの役割の一つは、ユーザーの行動や反応を見つめ、それをデザインに取り入れることです。また、デザインの細部に目を向けることで、ユーザーが使いやすいWebサイトを作ることができます。

たとえば、ユーザーがWebサイトでどのように動くのかを観察し、その情報をもとにUIを改良することがあります。さらに、文字の大きさや色、レイアウトなどの細かな部分にも目を配ることで、ユーザーがWebサイトを見やすく、使いやすく感じるようにすることができます。

Webデザイナーに適している人は、周囲をよく観察し、細かい部分にも目を配る能力を持っています。

Webデザイナーに向いていない人の3つの性格

こんな人はWebデザイナーに向いていないかもしれません。

  • チームワークを重視しない人
  • 長時間の作業に耐えられない人
  • フィードバックに対して否定的な人

チームワークを重視しない人

他人と協力することを避ける、またはチームでの作業を好まない人、要注意です。

Webデザイナーの仕事は、他のデザイナーやエンジニア、Webディレクター、プロジェクトマネージャーなどと協力して行われます。これは、Webサイトなどの制作に多くの異なるスキルと視点を必要とするためです。そのため、他のチームメンバーと協力して仕事を進めることができない人は、Webデザイナーとしての仕事には向いていないかもしれません。

例えば、新しいWebサイトの開発プロジェクトでは、デザイナーはエンジニアと協力してサイトの機能を設計し、マーケティングチームと協力してユーザーが求めるコンテンツを提供します。また、Webディレクターとは絶えず密な連携を行わねばなりません。

他人と協力することを避ける、またはチームでの作業を好まない人は、Webデザイナーとしての職業には適していないかもしれません。Webデザイナーの仕事は、多くの異なるスキルと視点を必要とするプロジェクトにおいて、他のチームメンバーと協力して作業を進めることが一般的であるためです。

長時間の作業に耐えられない人

長時間の作業に対する耐性が低い人、少しキツイ思いをするかもしれません。

Webデザイナーの仕事は、一つの案件を完成させるために長時間の集中力と労力を必要とします。デザインやコーディングの作業は細部への注意力と局所的な精密さを必要とし、しばしば長時間にわたる作業となります。そのため、長時間の作業に対する耐性が低い人は、Webデザイナーとしての仕事には向いていないかもしれません。

私も集中力はない方だけど、20分ごとに休憩を挟むポモドーロメソッドを利用して集中力を保ったりしているよ。工夫しだいでなんとかなる場合もあるかもね。

フィードバックに対して否定的な人

フィードバックを受け入れることが難しい、またはフィードバックに対して否定的な態度をとってしまう人は、Webデザイナーの職業には向いていないかもしれません。

Webデザイナーの仕事は、クライアントやチームメンバーからのフィードバックを受け入れ、それをもとにデザインを改善することが求められます。それも一度や二度ではない場合も…。このプロセスは、デザインがユーザーやクライアントのニーズを満たし、より良いものにするために重要な工程です。

例えば、クライアントから「このボタンだと目立たないからもっと強調してほしい」というフィードバックを受けたとします。このフィードバックを受け入れ、色味や形、サイズなどあらゆる角度からデザインをより魅力的にするための改善策を考えることが求められます。しかし、フィードバックに対して否定的な人は、このようなフィードバックを受け入れることが難しく、結果としてデザインの改善が進まない可能性があります。

自分のデザインコンセプトに一貫性を持ちつつ、周りの意見を受け入れるのはとても大変ですが、自分の価値観に個室しすぎないことを心がけましょう。

【経験談】実際Webデザイナーってどんな人が多いの?

正直にぶっちゃけると、こだわりが強く夢中になると周りが見えなくなるような、変な人が多いです笑。

私の周りにいるWebデザイナー↓

  • コーディングが大好きで副業でもコーディングしちゃう人
  • フォントが好きすぎて自分で作っちゃう人
  • つねにトレンド情報を持ってくる情報屋的存在
  • Webサイト収集が趣味という人

学歴や職歴も様々で、

  • 全く関係ない大学の専攻卒で、他業種からの転職者(Webデザインスクールで学んだという方が多い)
  • デザイン系専門卒や美大卒(デザイン学科はもちろん、全く関係ない学科の人も)
  • コーダーやWebディレクターからWebデザイナーに転職した人

などなど…

こうして見ると改めて「デザインやコーディングが好き」というのが大前提で一番大切なことですね。

でももしかしたらこれを見て、「すごく意識が高い人の集まり」みたいに思った方のいるかもしれません。

実はそうでは無いのです。

Webデザイナーも社会人ですので、「きちんと挨拶ができる」「報連相がしっかりしている」など、社会人としての基本ができていることも、とても重要です。特に美大卒あがりのデザイナーは、社会性が低く、そういったことが苦手な場合が多いように思います。

かくいう私はデザイン関係ない専攻の美大卒で無駄に期待値が高い中、オフィスワークとは無縁の業種出身だったから基本的なビジネススキルも低く、とても苦労しました…。それでもなんとかやれたから、あなたもきっと大丈夫!

ときにはスキルの高い美大卒デザイナーよりも、まだスキルの浅い他業種上がりのデザイナーのほうが重宝される場合もあるのです。

結局誰もが自分以外にはなれません。今の自分にあるもの+デザインのスキルを身に着けて唯一無二の存在として活躍できたらいいですね。

まとめ:向いていない人でもWebデザイナーになれる!

どうでしたか?自分に当てはまる部分も、当てはまらない部分もあったのではないでしょうか。
ここまで読んだ方の中にはもしかしたら「私は向いてないかも…」と思った方もいるかもしれません。

ここに書かれたことはあくまで目安です。

最終的には、自身の性格や興味、能力をよく考え、Webデザイナーとしての適性を見極めることが重要です。自分自身と向き合い、自身の強みと課題を把握し、継続的な学びと成長を意識していくことで、Webデザイナーとしてのキャリアを築いていくことができるでしょう。

あなたのWebデザイナーとしての第一歩を応援しています

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この記事を書いた人

未経験からWebデザイナーへ転職した主婦。現在は子どもを週3日保育園に預け、フリーランスとして在宅でお仕事しています。

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